30cmキューブには今まで上部フィルターの「水作エイト ブリッジ フリー S 」をカスタマイズして使用していました。ブリッジフリーについての記事はこちら

水槽内や周りがスッキリ見せられる外部フィルターには憧れがあり、ずっと購入を検討していましたが、やはり他の種類のフィルターに比べて高価なことや、30cmキューブで利用するには水量に対して流量が大きすぎるのではないかという懸念から二の足を踏んでいました。

今回、流量について改めて調べてみました。30cmキューブ水槽の適正流量は、水量の27ℓの5〜6倍の約150ℓ/h。それに対して、現在使用している水作エイトブリッジフリーSの流量のカタログスペックは5ℓ/分=300ℓ/h。適正流量の2倍あり、たまに泳いでるシュリンプが水の落下地点に入ると水流で流されたりもしていますが、繁殖もして全体としては順調に個体数が増えていますし、特に問題ない範囲と考えています。

一方、導入を考えているエーハイム エココンフォートは、もっとも小さい2232でカタログスペック500ℓ/hとなっています。ただし、細かく調べていくと、濾材の抵抗による損失が2〜30%程度あり、また水槽と外部フィルターの高低差があると更に流量が減るということなので、現在使用している水作エイトブリッジと同程度の水量になるかなと考え、購入に踏み切りました。

ちなみに今回購入したのはエココンフォート 2234です。2232と2234は流量が同じで、チャームさんでは価格差もそれほどなかったので、濾過槽容量や濾材容量が大きな2234を選択しました。

エーハイム エココンフォート 2234 (Amazon)

さっそく開封の儀です。念の為取扱説明書に記載のパーツが全て揃っているか確認です。

グレーのハンドル部分に新品とは思えないような汚れがあり、こすっても取れませんでしたが、性能に関わる箇所ではないのと、外部フィルターは水槽台の中に隠してしまうので気にしないことに。

今回、照明の外装の色に合わせて、給排水パイプもステンレスのものを追加で購入。チャームさんで非常に安く購入できました。

セットアップは非常に簡単でした。説明書を見ながら15分くらいで完成。途中、防水および稼働部の滑りをよくするために2箇所ワセリンを塗る工程があり、どの程度塗れば良いか迷いましたが、それぞれ5mmくらいチューブから出したものを薄く伸ばして塗り、今の所問題は起きておりません。

気になっていた流量ですが、ブリッジフリーよりは少し強く感じます。吸水パイプのフィルターに吸い付くゴミ(シュリンプの脱皮した殻や水草の葉など)の量が明らかにブリッジフリーよりも多いです。対策として、排水パイプに水流分散板というものを取り付け、水面に水流を逃がしつつ、水槽内に石を多めに配置してシュリンプが休める場所を多く作るようにしました。設置から5日ほど経過しましたが、シュリンプの様子を見ている限り、今まで通り水草をツマツマして元気そうなので安心しています。

やはり外部フィルターは見た目がすっきりして良いですね。吸排水のチューブもかっこいいです。

しばらく運用してみて、また変化があれば投稿いたします。