我が家の書斎に設置してある15cm水槽。スペースも取らないので、リモートワーク中の癒しとして非常に重宝しています。
ただ、その水量の少なさから、水換えや食べ残しの掃除など頻繁にメンテナンスを行う必要があり、ズボラな私にはなかなか維持が大変です。
そこで試行錯誤を繰り返しながら、長期間維持できる15cmキューブを考えてみます。
前提条件として
- 水量 : 約3.5リットル(15×15×20cm)
- 生体 : ミナミヌマエビ10匹
- メンテナンスの頻度はなるべく少なくそして簡単にする
- 見た目はシュッとしたい(クリア&ブラックでまとめる)
Googleで情報収集していたところ、京都伏見の水草専門店Aqua Shop WASABIさんが10年くらい前にブログに掲載した記事に、「意外とできる!超ミニミニ水槽!」というものがあり、「コケも出ず、中の生体も落ちることなく順調そのもの」との記載と、長く維持できている実例の画像がありました。まさに理想の状態!
極意としては「生体が出す汚れ(肥料)=水草が吸収できる肥料分」のバランスを維持するとのこと。なるほど。
ただ、初心者にはお勧めできない旨が記載されており、少し難しそう。これは今後の目標ということで、今回は初心者(低メンテナンスコスト)でもできそうな構成を素人ながらに考えてみました。
構成
底材:ベアタンクという選択
まず、食べ残しやフンの掃除の際に、ソイルや砂利があるとどうしても時間がかかり、メンテナンスが億劫になっていきます。そのため、今回はシンプルにベアタンクを選択しました。結果として見た目もシュッとするのではという予想。
水草 : ウイローモスの森
光量などに気を使わなくても良いウイローモスを選択。今回はベアタンクなので、ソイルや砂利を必要としないという点もよし。30cmキューブで育ちすぎたウイローモスをトリミングした際に出た余ったものをそのまま浮かべようと思います。ウイローモスの塊をそのまま水槽に入れる方式はアクアショップの「かねだい」さんでみかけたのですが、エビが楽しそうにずっとツマツマしていて、いつかはやってみたいなと思っていました。
濾過 : 外掛けサテライトをカスタマイズ
水槽内が狭いので、なるべく水槽内の容積をとらない外掛け式を選択しました。また、水槽内の水量が少ないため、できるだけ流量の少ないものを比較検討していると、外掛け式サテライトを改造して濾過を行っている方がいました。
こちらの記事を参考に探してみたところ、15cm水槽でも利用できるサイズのサテライトもあり、見た目もシュッとしそうなのでこれを採用。
濾材としては、上部フィルター用濾過マットと、エーハイムのボール状濾材サブストラットプロを使用予定。
エアレーション : エアカーテンで背景を
今の所あまりにも水槽内がシンプルになってしまうので、エアカーテンで賑やかさを演出しようと思います。長期維持という観点でもエアレーションはあったほうがよいはず。エアポンプは静音性で定評のある水作さんのエアーポンプ水心を使用。前から使用していますが、非常に静かで仕事中でも気にならないですね。チューブを分岐させて、エアカーテンと、外掛けサテライトにそれぞれ利用します。
照明 : シンプルかつブラックなフラットLED
それほど光量は必要ないですが、ライトアップはしたいので、見た目重視でコトブキ フラットLED SS 2032 ブラックを選択。15cm水槽だと照明を置くブリッジの幅が大きすぎるので、天吊りしようかなと妄想中。
AmazonやCharmで買い揃えた上で早速実践していきたいと思います。
実践編はまた後日。
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